2008年 08月 26日
これがナルトビエイか・・・。 |
「アレッ、ちょっと小さくない・・・」
そこに気づいた人はすごい。
このナルトビエイは小野田アサリ(山口)を食い荒らすモンスターの子ども。
捕獲されて半ば早産気味に飛び出した赤ちゃんナルトビエイなのです。
体長30センチほど。泳ぐ姿も尻尾の端まで完成形。付け根には棘もあって毒もあるそうです。
瀬戸内海では害魚とはいえ、赤ちゃんはがんばって大きくなって欲しいものです。
小野田周辺に4月ごろから集まり始めたナルトビエイは夏にかけて出産・繁殖を行い、
水温が上がる8月には子どもを引き連れ移動始めるのではないかといわれています。
これまで水中ナルトビエイを撮ろうと何人ものカメラマン、取材班が来たそうですが、
いまだ成果なし。と言うのも小野田海域は極悪の透明度。最強です。
そこにいるのはわかるけどただの泥煙しか撮れない。
中国新聞の豪腕高橋カメラマンに有力情報を教えてもらったのですが、
どこ潜っても探しても残念。
どこかスコンと抜けた透明度の中でナルトビエイのフルショットが撮りたいですね。しかも躍動する群れなんていいですね。目撃情報期待してます
by diver1959
| 2008-08-26 22:06
| 撮影