どこまで迫れるか・・・シリヤケイカ産卵 |

水深2m。この時期の内湾は透明度が最悪で5mほど。
そんな中、シーアゲイン・笹川さんの指差す先に黒い塊発見。
コウイカは砂をまぶしてカモフラージュしていたのに対し、
シリヤケはスミでカバーしている様子。ひとつひとつが真っ黒タマゴ。
それにしてもどれだけの数のシリヤケイカが来ていたのやら、藻が原型を留めないほどの鈴なりのタマゴ、タマゴ、タマゴ。

「おっ、ここにも、そこにもシリヤケ・ペア」
10組ほどのペアが産卵中で、笹川さんによればだいぶ少なくなったそうで、
それでも俄然撮影意欲が湧き上がり、タマゴがプニュっと産みだされる瞬間が撮れるまでと思い、1ダイブ90分。産卵以外にもなかなかおもしろいシーンの撮影ができました。