2008年 01月 24日
ゴギ(イワナ)の産卵 |
来週の自然賛歌は昨年の秋に芸北高原自然館で行われた「ゴギの観察会」を紹介しています。当日は雨模様で水面も見づらく、うまくゴギのペアが見つかるか心配でしたが、ちょうど産卵直前のペアを発見。産卵までに何とかみんなが来ることを願っていたのですが・・・残念。
みんなには産んだ直後のペアを見てもらいました。
アマゴやサケのオスは産卵後すぐにその場を離れメスだけが埋め戻しをするんですが、ゴギはオスとメスがタマゴの上をぐるぐると1時間ほど2ヒキで回るんです。水中で見ていると「やったー」といったふうでうれしそうな感じが伝わってきます。そんな行動をゴギの舞と言うんだそうです。
年々ゴギのサイズも小さくなるようで、尺モノなんて見ることもなくなってきました。以前は沢歩きなんて苦労した山奥でも今では舗装道路ができて撮影もずいぶん楽になったんですけど、その分、誰でも簡単に釣りができるようになったことで、主といわれるようなイワナもどんどん姿を消してるんですね。
by diver1959
| 2008-01-24 21:50
| 撮影