2006年 11月 25日
メンカラスガイの幼貝発見 |
淀川のワンド再生実験に来ています。
イタセンパラを楽しみに調査に参加したところ、羽の生えた変な貝を発見。カラスガイの仲間、メンカラスガイの幼貝ではないかということで、調べてみたら、かなり珍しい貝らしいのです。大阪では準絶滅危惧になっているものの、生きた状態で採取されたのは過去2例のみ。ある図鑑では昭和47年以降5固体しか確認されていないとあるのです。これはすごい。今回の調査では絶滅危惧種Ⅰ類のオグラヌマガイも多数見つかったものの、個人的価値としてはメンカラスガイに軍配が上がります。目的のイタセンパラは影も拝めず「いないのでは」と悲観的な空気が流れる中、この貴重な貝を泥の中で手にした瞬間は感動でした。
明日はこのワンドで定置網による魚の採取がおこなわれます。果たしてイタセンパラはいるのか。こちらもかなり期待です。
それにしても、淀川ワンドは視界ほとんどゼロ。宍道湖にも勝る過酷なダイビングです。


明日はこのワンドで定置網による魚の採取がおこなわれます。果たしてイタセンパラはいるのか。こちらもかなり期待です。
それにしても、淀川ワンドは視界ほとんどゼロ。宍道湖にも勝る過酷なダイビングです。
by diver1959
| 2006-11-25 01:03
| 自然